No.25 教会を立ち上げる

 

 

 

◇◇行く教会が決まらない!!という場合に、参考までに・・・◇◇

 

 

 

前回、前々回で、「教会」と名が付けば、どこでも良いわけではない、ということを聖書のみことばからメッセージをしましたが・・・お読みになって、どんな風に思われましたでしょうか?「おかしいよ、そんなことない!」と、あるいは「うん、ひょっとしたらそれも一理あるかもな」と、賛否両論あるかと思います。もしも、ほんの少しでも心に留まって、そして若干でも真面目に考えてみようかなぁと思われた方には、ぜひこのままお読みいただきたいと思います。なおかつ、「今ひとつ、該当する教会が無さそうだけれど、どうしましょう?」なんて、少し不安を抱いている方がいましたら、そういう方に、ぜひおすすめしたいことがあります。それはタイトルに掲げたように、ご自分で「教会」を立ち上げることです。「突然そんなことを言われても・・・」と、思うかもしれません。そう、たしかにクリスチャンになって間もなかったり、必要な訓練を積んでいない場合は、ある程度の学びや訓練をしてからが良いでしょう。それこそイエスさまは12弟子に働きをさせる前には、十分な訓練を施しましたので。そしてその期間は、およそ3年がメドとなるでしょう。「じゃあ、その間はどうすればいいの?」と思うでしょう。

 

 

 

これは著者がなんとなくこうかなぁと思うことなので、良いかどうかは分からないので、ぜひ吟味していただきたいのですが・・・その間はですね、まずは当教会のHP(エレミヤの部屋)の「音声メッセージ」を毎週欠かさずに聞いてください。週替わりにアップしていますので、そのまま、もしくはダウンロードして聞いてみてください。また、以前チラッと話したように、過去のものも聞いてみたいということでしたら、その旨、教会にご連絡いただければ、すぐに対応させていただきます。それと同時に、必要な「訓練」をしていきましょう。「訓練」をしないと、「教会」は立ち上がりませんので、「訓練」は必須とも言えます。そして、たとえ今は何もおぼつかくなくても、「訓練」をすることによって、イエスさまと全く同じ、とまではいかなくても、かぎりなくイエスさまに近い者になれるのです。下記、聖書のことばは、それを証明していますので、参考まで紹介しておきます。

 

 

 

〔聖書箇所〕ルカの福音書6:40

 

6:40 弟子は師以上には出られません。しかし十分訓練を受けた者はみな、自分の師ぐらいにはなるのです。

 

 

 

著者のことで恐縮ではありますが、著者が「訓練」をするようになって、早5年半の歳月が流れようとしていますが、日々の「訓練」によって、神さまから力を受けて、著者なりに少しずつ建て上げられています。それこそ「十分訓練を受けた者はみな、自分の師ぐらいにはなるのです」と書かれている通りでありまして・・・神さま(イエスさま)から見ると、まだまだ愚かでどうしようもない著者かもしれませんが、神さま(イエスさま)に許しをいただきながらも、少しずつ少しずつイエスさまに近づかせていただいています。それで今では、ほんの一部ではありますが、神さま(イエスさま)から働きも任せていただけるようになり、わずかではありますが、こんな風に神さま(イエスさま)のための奉仕もさせていただいています。なので、もし、「神さま(イエスさま)のために生きていこう!働いていこう!」なんて思うのでしたら、皆さまの上にも同じことが実現するのです。

 

 

 

ところで、教会を建てるには、土地や建物が必要だ!と言う人は多いのですが、それはまったく心配いりません。ピレモンの手紙に「家にある教会」ということばが書かれているのですが、要は「ご自宅」をそのまま「教会」にすることができるのです。また、メッセンジャーや牧師や教師になるには、特別な資格が必要とか、神学校に行かなきゃダメだとか、そんな風に考える人も多いのですが、それも不要です。

 

 

 

それに関して、イエスさまの12弟子のことを考えてみましょう。彼らはイエスさま(神さま)にひたすら従う歩みをして、イエスさまが言われた通りに訓練をしてその後、メッセージをはじめ、神さまのあらゆる働きを担いました。彼らが「資格」を受けて働きをしたとか、「神学校」へ通ってからメッセンジャーになったとか、そんなことは書かれていません。イエスさまの働き人になるために、ただただ、イエスさま(神さま)の言われることに服従し、訓練し、それで神さまに用いられるようになったのです。なので、そのことにきちんと徹していくのなら・・・なすべき訓練を忠実に行い、イエスさまの言われることに従っていくのなら、およそ3年後には、「神の働き人」になれるのです。メッセンジャーになれるのです。もちろん男女問わず、です。ただし、女性の場合は、少し注意が必要です。聖書に女性は「かぶり物」(権威)をつけるようにと書かれているので、男性のクリスチャンのどなたかを「権威」として上に置く必要があります。そういう人がどうしても見つからない、という場合は、ぜひ当教会にご連絡ください。神さまにベストな方向へと導いていただけるように、できるかぎりのことをさせていただきたいと思っていますので、「教会を立ち上げたいけれど、少し困っています」なんて方は、ぜひ遠慮なくおっしゃってくださいね。共にお祈りもしますし、可能なかぎり、対応させていただきたいと思います。

 

 

 

ちなみに、いざ教会を立ち上げるというときに、「信徒が全然いない」なんて心配するかもしれませんが、これも大丈夫ですよ。はじめは、あなた一人でもいいのです。立ち上げて、祈っていくうちに、神さまが必要な人をあなたの元にいずれは送ってくださると思いますので・・・それはもしかすると、あなたの親しい友人かもしれませんし、ご近所の人かもしれません、はたまたご家族やご親族の方かもしれませんが・・・立ち上げていく中で、そして祈りの中でこういったことについても神さまが道を開いてくださることを信じて一歩ずつでも踏み出していきましょう。

 

 

 

少し、早まわりして話を進めてしまいましたが・・・はじめに話をしたように、本気で「教会を立ち上げていくぞ!」と決断されたのでしたら・・・もちろんこのことは神さまの前にとても尊いことなので、大いに喜ばれることなのですが、まずは「訓練」をしていきましょう。繰り返すようですが、期間のメドは、およそ3年です。もちろん3年を過ぎてからも、そして教会を立ち上げてからも、要は、クリスチャン生涯にわたって、訓練はずっと続けてほしいのです。そうでないと、せっかく教会を立ち上げても立ち行かなくなってしまいますので・・・それで、どんな訓練が必要か?と言うと、以下、ザッと挙げておきますので、それを毎日おこなっていってください。

 

 

 

○お祈り:2時間以上→歩きながらでも、食事をしながらでも、何をしながらでも、大丈夫です。とにかくお祈りをする習慣を少しずつでも身に付けましょう。メッセージもそうですが、奉仕の基本は「お祈り」でありまして、このことを抜きに神さまの働きをすることはできませんので・・・仮に働きをしたとしても、神さまの力が働かないので、要はあなたの力による働きになってしまいますので、神さまから受理してもらえません。そうするとせっかくの働きがパァーになってしまいますので、きちんと実践していきましょう。

 

 

 

○聖書通読:年に通読2~3回のペースをおすすめします。なので、一日最低10章をおすすめします。→聖書を読んでいないと、いかんせんメッセージになりませんので、これもぜひ、おこなっていきましょう。

 

 

 

○預言の訓練もしましょう。第一コリント人への手紙14章には、「御霊の賜物を求めなさい。特に預言することを熱心に求めなさい」と書いてあるので、まずは、預言の賜物を求めましょう。そして少しずつ神さまの語りかけを聞いていきましょう。訓練する前に、「神さま、預言の賜物を与えてください」とひと言お祈りしてみてから、やってみましょう。そうすると、何か心に語りかけを与えてくださいますので。たとえば「いつも感謝しましょう」とか「喜んでいましょう」とか。なので「預言の訓練」も毎日おこなっていきましょう。慣れない頃は、一日1回からでも良いと思います。慣れてきたら少しずつ回数を増やしていきましょう。最終的には10回以上おこなっていきましょう。預言の訓練は色々なことに有益です。メッセージにも非常に役立ちますし、日常の起きてくる様々なことにも対応できますので、ぜひ、おこなっていってください。

 

 

 

○メッセージの訓練:週に一度、メッセージを作成して語っていきましょう。「誰も聞く人もいないのに~」なんていう方もいるかもしれません。大丈夫です。イエスさまが聞いてくださいますので。参考までに、作成方法を紹介しておきます。著者も訓練しているのでありますが、まずは新約聖書のマタイの福音書から毎週1章ずつ順番に作成していきます。1章が終わったら、次週は2章、再来週は3章と、そんな感じで。言うまでもありませんが、マタイの福音書を終えたら、次はマルコの福音書と、そんな風にやっていきましょう。そして黙示録まで終えたら、次は旧約聖書の創世記1章から作成していきましょう。もちろん訓練の段階なので、1章分すべてのみことばをメッセージする必要はありません。たとえばその週がマタイの福音書の1章だとしたら、一週間その箇所を丹念に読みます。そしてその中から、いくつか語りかけを受けたみことばをピックアップします。極端なことを言えば、1節からでも良いと思います。そして神さまに祈って、「神さま、教えてください。この節はどんなことを語っているのですか?」なんていう風に、神さまに聞いてみるのです。そうすると、お祈りの中で、神さまが色々と語りかけを与えてくださって、必要なことを教えてくださるので、そのことをメッセージすれば良いのです。慣れないうちは、原稿を作成してそれを読み上げても良いでしょう。大事なのは、神さまが語っていることを神さまに向けてメッセージをすることですから。それを週ごとに繰り返しておこなってみてください。ちなみにメッセージ訓練の時間の目安は10~15分前後です。なるべくその時間におさまるように、メッセージをしていきましょう。それと、メッセージは、正しくおこなえば祝福を受けますが、そうでないときに神さまの怒りを招いてしまう働きなので、しつこいようですが、とにかく「お祈り」をするのを忘れずにおこなっていきたいと思います。また、いつも神さまからの霊、「聖霊」を求めて、心の状態にも気をつけていきましょう。神さまとの間に、「平和」を絶えず保つように心がけていきましょう。もし、「罪」があったら、すぐに悔い改めていきましょう。それから、「作成の仕方が今ひとつよく分からない!」とか「作ってみたけど、これでいいの?」「もっと色々と具体的に知りたい!」という方がいましたら、ぜひ当教会にご連絡ください。分かる範囲でお答えしたいと思いますので、遠慮なく申し出てくださいね。

 

〇長老が任命される:

 

聖書は、町々に教会が建てられることに関連して、

 

「町ごとに長老を任命する」ことを語ります。テトス1:5

 

神学校の卒業やら、牧師を派遣することで、教会ができるとは、決して書かれていません。

 

ですので、聖書的にいえば、ふさわしい長老が任命された時点で教会がたてられる、

 

といえる、と理解できます。レムナントでもこの聖書的な規範にたち、

 

長老にふさわしい生活をし、弟子の歩みを堅く続ける、長老を教会の基本と考えています。

 

 

 

 

 

以上が訓練に関することですが、メッセージの作成のことにかぎらず、何か疑問に思うことや、不安に思うことがありましたら、そういったことも、当教会にぜひ、ご連絡ください。当教会は、「いずれ教会を立ち上げていこう!」と志す人たちを応援していますし、そういう人たちと共に、弟子の訓練をしていますので。もちろん個々においてもしていますが、週に一度は集会も開いていますので、事前にご連絡いただければ、案内をさせていただきますので、その際にはぜひ、お声をかけてくださいね。

 

 

 

 

 

今回は「教会を立ち上げる」ということで、メッセージをしましたが、概ねご理解いただけましたでしょうか?ことばが足りなかったり、著者自身が見落としているところも大いにあると思いますが、もしも、そのような方向性で歩みをしていきたいなぁなんていう風に思われるのでしたら、ぜひ実践してみてくださいね。