No.8 恵みや祝福を受けるために(1)

 

 

 

◇◇月ごとに、什一献金を捧げていこう!◇◇

 

 

 

さてさて、救われてクリスチャンになって、そのこと自体が恵みや祝福なのですが・・・神さまはそれのみならず、神さまの子となるクリスチャンに対しては尚のこと、恵みや祝福を受けて欲しい!と、思われているのです。それで・・・と言ってはなんですが、そこでおすすめしたいのが「10分の1献金」です。「ええっ、それじゃあ、キリスト教ってご利益宗教じゃない?!」と言われる方もいらっしゃるでしょう。ハッキリ言いますが、ズバリ!そうなのです!!これは著者が勝手に言っているのではなく、聖書の著者である神さまが言われていることのです。よろしければみことばを見てみましょう。と、その前に蛇足ではありますが、「神さまの恵みや祝福」を受けるにあたって、もしくは「天国」に入るためのことについて、聖書の所々に条件や法則がいくつか書かれています。このことはこれからも少しずつ学んでいく中で、理解できるようになっていきますが、本日はその一部を紹介したいと思います。それが「10分の1献金」です。では、みことばを見たいと思います。

 

 

 

〔聖書箇所〕マラキ書3:911

 

3:9 あなたがたはのろいを受けている。あなたがたは、わたしのものを盗んでいる。この民全体が盗んでいる。

 

3:10 十分の一をことごとく、宝物倉に携えて来て、わたしの家の食物とせよ。こうしてわたしをためしてみよ。万軍の主は仰せられる。わたしがあなたがたのために、天の窓を開き、あふれるばかりの祝福をあなたがたに注ぐかどうかをためしてみよ

 

3:11 わたしはあなたがたのために、いなごをしかって、あなたがたの土地の産物を滅ぼさないようにし、畑のぶどうの木が不作とならないようにする。万軍の主は仰せられる。

 

 

 

10節を見てください。「十分の一をことごとく、宝物倉に携えて来なさい」と書かれています。そしてそのあとに「あふれるばかりの祝福をあなたがたに注ぐ」とあります。ちなみに「十分の一」ということばは、KJV訳(上記の新改訳聖書よりも古い時代のものなので、こちらのほうが正確かと思われます)だと、「什一献金」と訳されています。また、「ためしてみよ」のところもKJV訳で見てみると、大分違います。proveということばが使われていて、直訳すると「証明する」とか「示す」という意味合いです。なので、ここで言われているのは、「10分の1献金を神さまに示しなさい。そうすれば、あふれるばかりの祝福を注ぎますよ」ということを言われているのです。「嘘?本当にそんなんで恵みや祝福がくるの??」と思う方もいるでしょう。でも、これは本当です。しかも聖書に書かれていることなので、実践する人には必ず約束されていることなのです。著者の上にも実現していることですから。そして必要な経済が守られるのはもちろんのこと、何と言っても霊的な恵みや祝福、分かりやすく言うなら、神さまのことを単に知性で知るだけでなく、心の奥底において理解するようになるのです。そしてその延長線上において、だんだんと神さまのほうへと自ずと心の思いが傾いていくのです!これはこの世の価値観とは全く違いますが、そのことを一度体験したら、「もう二度とこのことを手放したくない!!」と思うほどの恵みでもあります。そしてそれは神さまからのプレゼントなのです。なので、「10分の1献金」を惜しんで祝福や恵みをもらい損ねてしまうのは、非常に損だと言えます。実践してみて分かることですが、「10分の1献金」以上の恵みや祝福を神さまはくださいます。特に霊的な面においては、お釣りが来てしまうほどにと・・・そんな感覚になります。また、経済においても守りが与えられます。たとえばこういう話を聞いたことがあります。あるクリスチャンのご家族がいましたが、そこは何と9人家族でした。年配のご婦人がおられて、その方の息子さんご夫婦、そして6人のお子さんという家族構成でした。そしてそこの奥さんが「こんなに子どもが生まれて感謝だけれど、経済は守られるかしら?」と不安に思ったこともあったそうですが、神さまをただ信頼して毎月欠かさずに「10分の1」の献金を捧げていったそうです。もちろん今でも継続中だと思いますが、お子さん全員を無事に育てることができ、しかも不足しそうな時があっても、その都度必要なお金が神さまの不思議な方法で与えられたそうです。あまりの恵みに感動して、朝早くから、ご主人と奥さんはいつも神さまにお祈りを捧げているそうです。

 

 

 

いかがでしょうか?必要なものが天から与えられて・・・しかも感謝のあまり神さまに「お祈りを捧げていこう!」という志まで与えられて、素晴らしいですよねっ!!著者はそのご夫婦の方がおっしゃることがよく分かります。収入の多い少ないは関係なく、神さまの前に忠実に実践していく中で、我が家の経済も守られていますし、しかも何はともあれ、「神さまに喜んでいただけることを行っていきたい!」という思いに絶えず包まれていますので、このことは実践に値することだ!と、ハッキリ言えてしまいます。また、それだけでなく、色々と必要なことを神さまは教えてくださいます。「これこれは良くないよ。天の御国が危なくなるからやめましょう」とか「この部分を悔い改めたほうがいい」とか「こういう働きをしていくとベストだよ」とか、そんな風にアドバイスまでいただくことができます。もちろん肉声で神さまの声が聞こえるわけではありませんが、著者の心の中に神さまは語りかけを与えてくださるのです。

 

 

 

この世的に考えるなら、「10分の1献金」を捧げることを躊躇してしまうかも知れません。損をしそうだとか、何の得があるのかと。たしかに物理的には手元のお金は減りますので当然財布の中は淋しくなりますが、そんなこととは比べられない大事なものを得るようになっていきますので、もし、志を与えられたり、神さまの語りかけかも知れないと思われましたら、ぜひ思い切って実践してみてください。繰り返すようですが、実践した者の勝ちです。反対に・・・せっかくクリスチャンになっても聖書のことばを守らないときに祝福や恵みに関しても、また経済においても保障されない可能性がありますので・・・はたまたま霊的に恵みや祝福を受けられないということは、イエスさまが望まれる歩みができなくなるので最悪天国も危うくなってしまうことも往々にしてあり得るのでは?と思いますので、そのあたりはよくよく考えて賢い選択をされることを著者としてはおすすめいたします。

 

 

 

※求職中、あるいは無職の方、お子さんや学生さんや、あるいは生活保護を受けている方のように、収入源の無い場合は無理なので必要ないです。ただし親御さんからお小遣いをもらっているのでしたら、その中から10分の1を捧げるようにしましょう。また、専業主婦の方でしたら、自由になるお金の中から捧げていけば良いと思います。

 

 

 

それでは、最後に「せっかくだから、10分の1献金をしていこう!」と決意された方に・・・

 

基本的には所属教会で毎月捧げていけば良いと思います。万一教会に行っていない場合は、どこの教会に献金をすべきかを神さまに祈っていくと良いと思います。そうしたら、神さまがベストな方向性を示してくださると思いますので、ぜひ、そのことに従ってみてください。10分の1献金を捧げていこう!と決意されましたあなたさまの上に、あるいはすでに捧げられている方の上に、あふれるばかりの祝福と恵みが注がれますように、お祈りしています!