No.9 恵みや祝福を受けるために(2)

 

 

 

◇◇神さま(イエスさま)に感謝&賛美を捧げよう!◇◇

 

 

 

前回は「10分の1献金を捧げて恵みや祝福を受けていきましょう!」という内容でメッセージを語りました。それも大事なことではありますが、そのことが定着付きましたら、少しずつ神さま(イエスさま)に向かって「感謝」と「賛美」を捧げていきましょう。こんなみことばがあります。

 

 

 

〔聖書箇所〕Ⅰテサロニケ人への手紙5:16-18

 

5:16 いつも喜んでいなさい。

 

5:17 絶えず祈りなさい。

 

5:18 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。

 

 

 

もし、あなたが・・・たとえば親しい友人や親御さんから何かプレゼントをもらったとしたら、すかさず「ありがとう!」とお礼を言いますよね?ごく稀に、言わない人もいるかも知れませんが、一般的には、たとえプレゼントをもらわないまでも、人から何か良くしてもらったりした場合に、「ありがとうございます!」なんてことばが、ごくごく自然に口から出ますよね。もちろんそれは良いことなので、今後もぜひ続けていただきたいことではありますが・・・しかし、いかがでしょうか?目に見えない神さまに感謝の意を表しているでしょうか?あっ、誤解しないでくださいね、そのことを別に責めているわけではありませんし、強制するわけではありませんので(笑)そう、この世の中もそうですし、特にクリスチャンでない人は、神さま(イエスさま)に対して当然のように感謝しませんよね。でも、聖書の視点に立って言わせていただくなら、クリスチャンは、それではちょっと、いえ、かなりNGなのです。少し考えてみましょう。太陽を昇らせるのは誰でしょうか?新緑をはじめ、四季折々を楽しませてくれるのはどこのどなたでしょうか?食物を成長させるのは誰のわざでしょうか?賢いあなたなら、もうお分かりでしょう。答えはズバリ!それは、神さま(イエスさま)ではないですか??たしかに目には見えないお方なので、なかなか気が付かないことかも知れませんが・・・でも、たった今挙げたことだけでも、とてもありがたいと思わないでしょうか?少なくとも、こういうことを私たちはできませんよね?ゆえに神さま(イエスさま)は感謝されるにふさわしいお方ではないでしょうか??と、著者はそのように思うのですが、いかがでしょうか?

 

 

 

そう、そしてもし、少しでも「うん、たしかにそうだ!」と思われましたら、次のステップとして、何もためらわずに実践してみましょう!方法はとても簡単です。声に出してもいいですし、あるいは心の中でもいいので、「神さま、感謝します!」or「イエスさま、感謝します!」とか「神さま、ありがとう!」or「イエスさま、ありがとう!」と言えば良いのです。そうすると、どうなるのか?と言うと、天におられる神さま(イエスさま)はとても喜んでくださいます。そしてそれだけでは終わりません。人の知恵や力には及ばない「喜び」や「平安」であなたのことを包んでくださるのです。

 

 

 

私事で恐縮ではありますが、著者も神さま(イエスさま)に毎日「感謝」を捧げています。それでね、不思議な体験もしているのです。何が「不思議」なのか?と言うと、たとえば悲しいことがあったり、辛いことがあったりしたときに・・・そんな時には、なかなか「感謝」なんてする気持ちになれなかったりするんだけれども、でも、そのことを振り切って「イエスさま、今はこんな状態です。でも、イエスさま、感謝します。イエスさま、ありがとう!」と言ってみるのです。するとね、すぐにというわけではないけれど、しばらくしたら心の悲しみとか憂いとかが消えていくのです。聖書のことばにもあるのだけれど、「喜び」つまり「祝福」や「恵み」に変えてもらえるのです。なのでそんな時に、ただ泣き寝入りして何も言わないのは「損」なのです。人には何も言う必要はないけれど、でも、神さま(イエスさま)に「感謝」を捧げてみるのです。これって実行に移すまでは「嘘??そんな馬鹿な!!」と思うかもしれませんが、「10分の1献金」ではありませんが、それこそ実践した者勝ちなんです。ただ、「感謝」することに関して、ある存在(サタン)がいてそのことを邪魔をするということも一応心の片隅に入れておいておかれると良いと思います。いずれ機会を見つけて、サタン(悪魔:神さまに敵対する存在)についての話もしたいと思ってはいますが、サタンはね、私たちに感謝させないように色々と仕組んでくるのです。それも目には見えない方法で。しかもうまく人を使って、こちら側が特に悪くもないのに意地の悪いことをしたり言ったりして、その人に敵意を抱かせて、感謝させないようにしたりするのです。でも、その手に乗ったら絶対にダメなのです。そうでないと、サタンの思うツボになってしまって、神さまの祝福から遠ざかってしまうからです。ちなみに著者は、こういうことで度々失敗を繰り返してきました。もちろん敗北し続けて良いわけではないので、そうならないように、日々そのためのお祈りもしているのですけどね。なのでね、そんな時にも「感謝」のことばを神さま(イエスさま)に口ずさんでいきたいと思います。いえ、そんな時にこそ、そう、たとえば旧約聖書に登場するダビデ王がそうだったのですが、いわゆる形勢の悪い時にこそ、「感謝」のお祈りはとても有益だということを、行っていくうちに理解していくようになるので、何も疑うことなく、お祈りしながらも、ぜひやってみてください!そして上記の聖書のことばに書かれているように、良いことも、そうでないことも、最終的にはすべてに感謝していけるように祈り求めることもしていきましょう!少し大げさに聞こえるかも知れませんが、「感謝」を繰り返すことによって、悩みや問題とかがどこかに吹っ飛んでしまうのです。もちろん、それらが解決されるようにも祈るのではありますが、しかしそれと同時に「感謝」を捧げていくのなら、極端なことを言えば、たとえ悩みや問題そのものが解決されなかったとしても、悩みが悩みでなくなったり、問題が問題でなくなったりして、ほとんど気にならないほどの境地にまで、いつの時か神さま(イエスさま)の不思議な、かつ圧倒的な力によって変えられてしまうのです!!そう聞いたら、やらなければ絶対に「損」だと思いませんか??以上は「感謝」についてのことですが、続いて「賛美」についても話したいと思います。

 

 

 

「賛美」と聞くと、「賛美歌」をイメージするでしょう。もちろんそれもそうなんですが、仮に「賛美歌」を知らなくても、「賛美」はできるのですよ。「ええっ、嘘?楽譜がなくても??」と言われるでしょう。そうです、大丈夫です。たしかに教会では賛美歌や聖歌やゴスペルソングを歌いますし、もし、知っているのなら、それをそのまま賛美してもよいでしょう。ただ、万が一、何も賛美の手段が無い!と言われる方でも、いつでも賛美できる方法を紹介します。それも、とても簡単なことです。「ハレルヤ!」とか「主の御名をほめたたえます!」とか「主に栄光がありますように!」ということばを口ずさむだけでOKです。それこそ声を出す環境でない場合は、心の中で唱えると良いでしょう。いかがでしょうか?あまりにも簡単過ぎて「何それ?」と拍子抜けするかもしれませんが、よろしければこのこともぜひ、実践してみてください。何と言っても神さま(イエスさま)は全能なるお方なので、大いにほめたたえていきたいと思います。このことも日々、時間がある時に、実践していきましょう!「賛美」についてもみことばを紹介しておきますので、見てみてください。

 

 

 

〔聖書箇所〕詩篇71:22

 

71:22 私もまた、六弦の立琴をもって、あなたをほめたたえます。わが神よ。あなたのまことを。イスラエルの聖なる方よ。私は、立琴をもって、あなたにほめ歌を歌います。

 

 

 

さいごに少し補足をさせてください。先ほどサタンの話をしましたけど、もし、悪い霊、すなわちサタンがすぐ近くにいたとしても、感謝や賛美をすることによって、悪い霊は逃げていきます。それだけでなく、心の中に良くない思いを抱いていた場合には、解放されていきます。要するに不平や不満を忘れてしまうのです!そういった意味では、「感謝」と「賛美」は私たちが霊の病気にかかったときの「特効薬」とも言えるのです。そう、そして「魂」の安全を確保する秘訣でもあるのです。そのことをする前には、サタンが「そんなことをしてもムダさ!何も変わることなんてないよ!」なんていう思いをそれぞれのクリスチャンの心の中に入れてくるかも知れませんが、そんな声にだまされずに行った者の勝ちなんです!!そう、敵であるサタンに打ち勝つためのひとつの手段としても、「感謝」と「賛美」を大いに用いていきたいと思います。ぜひ、神さま(イエスさま)に感謝を捧げ、そして神さま(イエスさま)の名前をほめたたえて、喜びと平安に満ちたクリスチャン生活を、日々送っていきましょう!!