アルバイト先でのお祈り

 

 

数年前に、ある教会の牧師さんが礼拝の中で語っていた証なのですが・・・そこの教会に所属している大学生の兄弟の話をされていました。その兄弟はコンビニエンスストアでアルバイトをしていたそうです。その時に兄弟には、いつも心がけていたことがありました。それはレジで対応するお客さまの一人一人のことを、心の中で「この人が救われますように、クリスチャンになることができますように」とお祈りすることでした。そしてそのことをずっと継続していたそうです。

 

 

 

そんなある日、兄弟が教会の人たちと一緒に、クリスチャンが主催する音楽のコンサートに出掛けたときのことです。その時、兄弟は受付か何かの手伝いをされていたそうですが、ある一人の男性を見て驚いたそうです。なんと、その男性は、兄弟が働いているコンビニエンスストアのお客様のひとりだったそうです。しかも背中にはなんと、楽器を背負っていたということです。つまりその男性はクリスチャンで、これから行われるコンサートの奏楽者でもあったのです。そのことを目の当たりにした兄弟は、とにかくビックリしたそうです。男性がいつクリスチャンになったのかは分かりませんが、でも、兄弟はその男性のためにもお祈りを捧げていたので、大喜びだったそうです。

 

 

 

この証は、インターネットの音声礼拝のメッセージを通して聞いたものなのですが、このときにふと、「神さまにあって、偶然の出来事ってないのだなぁ」ということを痛感させられました。また、自分自身が大学生の兄弟の信仰姿勢から教えられたり、学ばされるものがありました。その時に示された聖書のことばがありますので、さいごにその部分をお読みして、証を終わりにしたいと思います。

 

 

 

6:9善を行なうのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。

 

 (新約聖書〔新改訳〕:ガラテヤ人への手紙6章9節)