『トラックの運転』

 

 

 

大分前のことですが、ある男性が礼拝の時に証したことについて話したいと思います。

 

 

 

当時、その方は50代だったと思うのですが、運送会社に勤務していてトラックの運転をしていました。ベテランの方だと思いますが、ある日、高速道路の走行中に異常な眠気が襲ってきたそうです。そんなことは今まで体験したことがなかったそうですが、次のパーキングエリアに入って仮眠を取ることにしたそうです。

 

 

 

しばらくして目が覚めて、頭もスッキリしたので、「さぁ、出発しよう」と、再び走行を開始して、何キロか何十キロかの距離を走ったところ、何と!大事故が起きていたとのことです。もしもあの時、仮眠するのをやめて無理にでも走行を続けていたら、自分がそうなっていた可能性は大いにあったのでは?まさに同じ時間帯だったのでは?と思ったそうです。その方が最後に「神さまは私たちに危険をも教えてくださって助けてくださるお方です。しかも不思議な方法で。本当にすばらしい!感謝します。」と、おっしゃっていました。

 

 

 

以前話したと思いますが、神さまは「聖霊」でもあります。「聖霊」は聖書で、「もう一人の助け主」とも言われています。この時、男性に「聖霊」が遣わされ、身に起きるであろう事柄を前もって「眠気」という方法を通して、危険をお知らせくださり、助けてくださったのでは?と、思います。「眠気」が助けに通じるなんて聞いてもあまりピンと来ないかも知れませんが、どんな方法であれ、神さまがなさることは素晴らしいと思います。最後にみことばを一つお読みして証を終わりにします。

 

 

 

3:11 神のなさることは、すべて時にかなって美しい。

 

(旧約聖書〔新改訳〕:伝道の書3章11節)